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< 白縫衣展 >

2021春夏 予約会 / 2020秋冬 販売会のお知らせ

11/28 (sat.) - 12/8 (tue.)

11:00-19:00 

香川県高松市瓦町1-9-9 2F西

高松市の白縫衣さんにて2021春夏の予約会と秋冬物の販売会を行って頂きます。

ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

 

 

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日々の旅
日常は、羞じらいや緊張、可笑しさや軋みなど曖昧な気分を見つける小さな旅の繰り返しです。不確かで不均衡な流体。そんな、揺蕩う日々の気分を掬う服

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これを書いている今、次の展示会の準備が大詰めを迎えています。

あと数日後、ひょっとしたら数時間後は展示会です。

大きな出来事があって全てが動いている最中で、まだ新しくなりきっていない、固まりきっていない時が、今だと感じていて、このような時に1年くらい未来のことに向き合うには戸惑いや躊躇が大きくありましたが、同時にこれまでのことを振り返ったり確認したりしながら、これからどうしていきたいか。どういうことを提案したいのか。を改めて思う時間にもなりました。

今、思っていることや起こっていることを受け止めて、今、できることを一つ一つ準備しています。  

フォトグラファー始め、⾊々な⽅々の⼒をお借りしてつくりあげるルックは、服そのものとは違ったアプローチで新しく作品をつくるような感覚でとても楽しい行為です。

ルックの撮影は今回、動画を中心に撮ることになりました。今季のテーマ”REANIMATION”という言葉の意味から、動きの中に”曖昧な気分”を込められないだろうか。と思ったのです。悲しい、可笑しい、虚しい、など常に変化していく気分を切り取りたいのは、写真であっても動画であっても同じなのだから。

今季のテーマの元となった、Joan Jonasのパフォーマンスは、感じた心を素直に表して踊ったり、演じたり、描いたり、話したりしているように見えて、完璧に完成していない余白の自由が印象深かったため、今回はモデルを、ダンサーさんとと役者さんにお願いをして、そのときの気分やその場で思いつくアイデアをかたちにする緊張感、偶然の発見やハプニングの生々しさを求めて、全体に少し不穏な空気の劇場の舞台をイメ-ジした空間で、それぞれにほとんど⾃由に動き演じてもらいました。シリアスに、コミカルに、激しく、柔らかく、たくさんの表現がうまれた時間でした。

皆、さぞやりづらかったろうとは思いましたが、そのあたりも面白く見えていたらいいな。と思います。

2020 AUTUMN & WINTER 立ち上がりました。今季は、”REANIMATION”というタイトル。これまでを振り返り、続けていきたいこと。これからを見据えて、取り組んでいきたいこと。そうしてサラサラとまた歩み出そうと考えたシーズンです。

2019年ポルトガルを旅したときに訪れた美術館で、たまたま開催されていた Joan Jonasの展覧会。素朴で飾らず、チャーミングで美しい、少しぎこちなくて少し不気味な世界に触れたその瞬間、心を奪われました。

おとぎ話や小説、儀式など様々な要素を重ねて別のイメージに落とし込み、時には自身の身体をキャンバスにしてのドローイングや、パフォーマンスや立体造形を主にヴィデオに収め更に重ねる表現は、強く、純粋で、見るものに“感じる余白”を残してくれていて、とても惹かれるものでした。

その後に日本で上演された、ライブパフォーマンス(REANIMATION)と作品展示を目にし、実際に動き語ることの生々しさや、優しさ、厳しさや、表現の自由を更に強く感じました。

今シーズンは、そんな彼女の作品がもたらしたインパクトから、“日々の旅”をテーマに進んできたこれまで大切にしてきたことと、今の気分とこれから重ねていきたいことを見つめて混ぜ合わせ、内側を素直に自由に服に表しました。